ロータリー財団奨学生中間報告 井本 望(第7回)
2024年05月20日
2022 ~ 2024年度 グローバル補助金 奨学生
井本 望
第7回 中間報告書(2024年4月1日 ~ 2024年4月30日)
1. 基本情報
カウンセラー(派遣側) | 米澤 哲也 様(宇佐ロータリークラブ) |
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カウンセラー(受入側) | Georgina Reed(R.C of Brighton & Hove Soiree) |
教育機関 | University of Sussex |
専攻分野 | 平和構築と紛争予防 |
2.学業面での成果,状況,予定等
春休みが終わり、15日(月)から夏学期(第2セメスターの後半)が始まりました。春学期(第2セメスターの前半)からの授業の続きが再開されたわけですが、夏学期の授業期間は3週間しかないため、なんだか不思議な感じがします。
授業再開後の第1週目には「現代世界における児童期と青年期」の授業にて、当日の授業内容(「可能自己」の限界)に係る導入のためのプレゼンの担当日となっていたため、プレゼンを行いました。30分間で、参加型のアクティビティーも取り入れ、授業テーマに係るクラスメイトの導入的理解を促進できるように意識して行いました。終了後、良い反響の声をクラスメイトたちからもらうことができ、自信になったとともに、無事に終えることができて安心しました。
第2週目には「人類学的研究方法」の授業にて、修論の概要草案のプレゼンの担当日となっていたため、プレゼンを行い、こちらもなんとか無事に終えることができました。他クラスメイトのプレゼンを通しても草案状況をよく知ることができ、大変参考になりました。翌日には同草案の1,000字のドキュメント提出もあり、提出後は授業の講師から詳細なフィードバックを頂きました。今後、修論を組み立てていく過程において反映させていきたいと思います。
3.受入ロータリーとの交流
11日(木)、MentorであるAnnitaの企画で、グローバル奨学生を囲んでCream Teaを楽しむ会が開かれました。同じ市内の近隣クラブであるBrighton Beachsideロータリークラブとの合同で、同クラブのグローバル奨学生1名と同クラブ関係者も参加しました。場所はサセックス大学から車で15分程の場所に位置するRottingdeanという小さな村にある老舗のCream Teaのカフェでした。ランチとCream Teaを堪能しながら、関係者の方々とゆっくりお話することができました。特に、他クラブの方々とゆっくり話す機会はこれまでなかったため、貴重な時間を過ごすことができました。Cream Teaに関する事も含め、英国の様々な現地事情を現地の方々から直接聞くことは毎回の如く興味深く勉強になりました。
Cream Teaのカフェ外観
奨学生を囲んでのCream Tea会
30日(火)、Annitaからお誘いを頂き、Arlington Bluebell Walk & Gardenへ、旬のBluebellを見に行ってきました。English Bluebellは釣り鐘形の青紫の花をつける植物で、英国内の森に自生し、英国では春の訪れを告げる象徴的な花だそうです。庭園内は広い森の中でハイキングコースとなっており、森の中に入った途端、森とともに、どこまでもBluebellの青紫色の海が広がっていて、まるで別世界に入り込んだかのような神秘的な情景に感動を覚えました。森の中をゆっくりと歩きながら、各種鳥の声に包まれ、森の音、風の音に耳を澄ませていただけで、日頃の疲労が一気に回復していくのが分かりました。忘れられないイギリスの春の一日となりました。
Annitaとともに
English Bluebellが広がる森