2017年06月30日

地区研修リーダー
小山　康直（大分臨海RC）

　永田年度がいよいよスタートしました。ここ数年来、わが地区のロータリー活動はどんどん深まっていると感じているのは私だけでしょうか。これには、多くの要因が複合的に良い意味で絡み合って寄与している結果だと思います。もちろん、年度毎のガバナーのリーダシップによるところが一番大きいことは確かです。しかし、それだけではなくて、地区の年度の活動をみんなで評価し、年度を越えてしっかりと発展させてきているからです。

　これはロータリーがこれからもダイナミックな組織でありつづけ、世界中の地域社会に貢献していくために、国際ロータリーが詳細にこれまでのロータリー活動を検証して、策定した戦略計画によるところ大なるものがあります。戦略計画は、ロータリーがこれからも目標に向けて前進し続けていくために、ロータリアンの願いや希望を取り入れながら深化していくものとなっています。この戦略計画についてしっかりと学んでみましょう。私たちは時にはふとロータリアンであることの意義を見失いがちになる時もあるでしょう。そんな時にこそ戦略計画はロータリアンであることの意義を再認識させてくれるに違いありません。

　こうした国際ロータリーの流れは、わが地区にも根付き、しっかりと地区活動を継承する委員会活動ができるようになりました。現在は、地区委員の方々には複数年度の委員をお引き受けしていただくことをお願いしています。皆さんは本当に献身的に活動しておられます。地区の活動は皆さんのクラブの役に立ちたいただその一心で行っていることをご理解ください。現年度と次年度の委員会の合同委員会も数多く実施され、次の年度に確実に活動が発展継承されるような仕組みができあがっています。

　また、ロータリーリーダーシップ研修会の導入も大きな要因です。地区の委員会主催の研修セミナーにもこの手法が取り入れられており、研修に参加された皆さんからはこれまでのセミナーと違って単なる知識を得るだけでなく、ロータリアンとして心の鍛錬の場として実のあるものになっているという感想もいただいております。

　傍観者でいることをやめましょう。我々はロータリアンです。ロータリアンとして永田ガバナーの地区スローガン「ロータリーを奨励し、ロータリーを楽しもう」これに身を委ねてみようではありませんか。ロータリアンであることの本質を突いている素晴らしいスローガンだと思います。
そして、ガバナーが設定された、クラブの目標、ロータリアンの目標を、達成するために、共に語り、共に励まし合いながら、地区内みんなで頑張っていこうではありませんか。