ロータリーの友 2月号
2024年02月01日
熊本中央RC
公共イメージ部門長 波佐間 英樹
『一月は行く』と申しますが、本当に早いものです。特に元旦の石川県の能登半島地震により慌ただしい一ヶ月だったように思います。熊本大分地震を経験している私共ですから、痛みは十分すぎるほどわかりますね。そして、激しく揺れていますし、季節的に辛い気候だったかと思います。火災もありましたしね。お亡くなりにならました皆様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
先月から表紙のデザインが変わっています。ローリーの友は1月が更新にあたりますので、ロータリークラブの年度がわりとはちょっとズレて感じますね。新しい来年度のRI会長のお話は掲載されていませんが、ネットでは新しいマークとスローガンは確認できました。
二月は平和構築と紛争予防月間です。しかしながらなかなか終戦を迎えるお話はお聞きしませんが、また、別の地域で紛争が始まったりと、不安定な世の中になっているように思います。そんなときこそロータリークラブの方々のように穏やかに、相手のことを重んじる優しさが必要なのではないでしょうか。7頁より特集が組んであり、唯一の被爆国である我が国だからこそ説得力のあるお話ができる中立国として言えるような気が致します。一昨年は長崎の平和公園にも行きました。たまには旅行でそう言う場所での影響を受けることも自身の勉強になるかと思いました。飲み食いが優先してしまいますが…。
16頁には『千玄室』様のお話が掲載されています。100歳とは驚きですね。『徹子の部屋』でも拝見したことがありますが、シャンとしてらっしゃいますね。驚くことに『千利休』様のご子孫だとか。凄い歴史のお話で読み応えがありました。『ちょっと待ちなさい』の一言で命を救われ、69年間無欠席の偉業は素晴らしいに尽きます。長い歴史を行きてきたからこその『心施』を教えてもらいました。感謝です。
26ページの『世界を変える行動人』も良かったです。とある寿司チェーン店の社長様もソマリアの海賊に『鮪の養殖』を教えて治安を良くした話がありますが、なんとなく思い出してしまいました。
ロータリーアットワークのコーナーでは29頁に2720Japan O.K.ロータリーEクラブの活動で『ひとり親世帯ハロウィンパーティー』が、34頁に中津ロータリークラブの『蘭学の里・中津の未来を』の記事が掲載されています。
友愛の広場のコーナーでは51頁に人吉ロータリークラブの『懐かしさに包まれたホームカミングデー』の投稿が掲載されていました。独自での奨学金も持っていらっしゃることに驚きました。
今回の久保田英男氏の『日本人のお米のはなし』は『続・日本酒で乾杯!』という事で面白く、また雑学が増えました。
そして、今回の俳壇と柳壇にはいつもの常連の方とお久しぶりの方が掲載されていました。大分の宇佐RCは磯永喜八郎さまの『正座から胡座かへて衣被』ちょっと調べてみました。『衣被(きぬかづき)』とは『蒸かすか茹でた里芋の上の皮をちょっとずらして被り物に模した食べ物』みたいですね。言うなればあぐらをかいて無心に食べている姿でしょうか。なんと情景が浮かぶ素晴らしい句ではないでしょうか。そして、お久しぶりの日田RCからは梅野啓子様の『悔い多き日よゑのころ草を挿してみる』こちらもちょっと調べてみました。『ゑのころ草』とは『猫じゃらし』の事ですね。深いなぁ~。お華のお話ですかね。勝手に華道家のお話と思ってしまいました。そしてこちらも常連さん。熊本の八代北RCの清水明美様の『車椅子押し落ち葉踏む秋の暮れ』はなんと地賞です。解説とわたくしの頭の中身がリンクいたしました。そのままの情景が目に浮かびました。俳句でも良いような気がしました。素晴らしい作品ですね。わたくしもあと少し頑張ります!