フィリピンの子供たちへシューズを送る
2016年06月28日
インターアクト委員会
三股 正幸(大分南ロータリークラブ)
福徳学院高等学校インターアクトクラブ(IAC)と大分南ロータリークラブは、同学校の卒業生から不用となった体育館シューズ等を集め、海外の子供たちへ寄贈する活動を展開しています。
4回目となる今回は、前回に引き続き、日蓮宗の青年僧によって設立されたNPO法人「Tera Koya」の運営するフィリピン国内の小学校へ贈ることになりました。
3月の卒業時期に数多くの卒業生から靴の提供を受けましたので、その後のIAC例会にて、ロータリアンとインターアクターとが一緒になり、心を込めて丁寧に洗い上げました。洗い上げた約50足の靴は個別に袋詰めするとともに、フィリピンの子供たちに宛てた手紙も同封しました。
6月20日、「Tera Koya」の理事である本光寺の平田泰弘住職のもとを訪問し、靴の贈呈式に臨みました。
贈呈式では、平田住職から、お礼の言葉とともに、フィリピンでは貧富の格差が増大しているところ、貧困に苦しむ子供たちに教育を受ける機会を提供することが貧困の連鎖を断つ重要な手段となること等についてお話を伺いました。インターアクター全員が真剣に耳を傾けることで、本活動の意義を具体的に再認識するとともに、今後も、足もとから海外教育支援活動を支える本活動を継続していきたいとの思いを強く抱いたようでした。
この贈呈式の様子は複数のマスメディアが報道してくれ、ロータリーの公共イメージの向上にも資することができたかと思います。