「ローターアクト年次大会熊本」報告
2016年10月21日
地区ローターアクト委員長 安達 玄一
ローターアクト代表 吉野 孝太郎
平成28年10月8日・9日に第32回年次大会が熊本北ローターアクトクラブをホストに熊本市で開催されました。当地区の年次大会は日本で一番開催時期が早い年次大会で、遠くは新潟・長野・東京・横浜等、全国からのアクターが集いました。
大会の前に、第一回会長幹事会が行われ、まず各種行事の決算報告等の報告事項を行い、協議事項では、長期的に海外研修など国際奉仕プロジェクトを円滑に実施できるように国際交流基金設立の協議と、自然災害等のリスクに備え、どう対応していくのかという内容でBCP(事業継続計画)について協議が行われました。決議事項の最後に2017-2018年度の地区ローターアクト代表に現ノミニーの太田省吾会員(熊本北RAC)が承認されました。おめでとうございます。
今回の会長幹事会には前田ガバナー初め多くのロータリアンのご参加もあり、凄い緊張感の中、白熱した議論が展開され各クラブの会長幹事にとっても良い学びが出来たと思います。大会のテーマは「つむぎ」で、人間関係が希薄になる現代社会において、人と人とのつながりの大切さに気付いて欲しいという願いが込められています。
基調講演は、前熊本市長の幸山正史様によるご講演で、熊本市の行政のトップを務め、そこで経験した事や学んだ事を踏まえ、リーダーとは何か?そしてリーダーに必要な事は何か?についてお話し戴き、次世代のリーダーの育成を目的とするローターアクトにとって有意義な時間となりました。
二日目のメインプログラムでは、隕石が突然町に落ちてきて災害が発生したという事を想定しその町の人になりきり山積する課題に仲間と協力しながらどう解決すべきか、を考えるプログラムになっていて全員で色んな課題に取り組む姿勢が感じられ非常に意味深いテーマだったと思います。提唱クラブである熊本北ロータリークラブの中川会長はじめ会員の皆様に心より御礼を申し上げます。