補助金管理セミナーを終えて
2018年02月05日
ロータリー財団委員長
瀧 満
1月27日(土)大分のホルトホールでの補助金管理セミナーが終了いたしました。今年一番の寒気団の南下で開催が危ぶまれましたが、晴天に恵まれ無事開催することが出来ました。寒い中、またご遠方から参加頂きました約200名のメンバー各位に御礼申し上げます。本セミナーもすっかり、恒例になった感はありますが、各クラブが財団本部と補助金を使った事業を実施するにあたり、契約を交わす為の大切なセミナーであります。ここ数年30を超えるクラブが補助金を使った事業を展開し、各地で有益な奉仕活動が展開されております。昨年は応募が増え、各クラブからの申請金額が使える補助金の額を越えてしまい、各クラブには申し訳なく思っております。又、グローバル補助金に付きましても、長い間当地区からは事業が行われておりませんでしたが、現在は3名の留学生が海外で勉学に励んでおります。これも本研修に多くのクラブが参加して頂き、補助金の内容を理解して頂いたことに起因しております。今後も財団部門としては地区内会員の皆様に財団の事を知って頂く活動を積極的に展開して参ります。
“世界で何か良い事をしよう”という事を目標に100年前に財団の創始者であります、アーチ・クランフ氏が財団の基礎を造りましたが、世紀を越えて世界中でロータリーからの支援で育った方々が様々な分野で活躍しております。2720地区としても、皆様方から頂いた貴重な財源を有意義に使い、世界に羽ばたく人材の育成や貧困地域への援助などが行えるような土壌をつくってまいります。部門の4つの委員会は大変アクティブに活動して頂いており、今回のセミナーでは、地区補助金、グローバル補助金、平和フェローシップ、財団資金管理、寄付の推進という5項目について各委員長がわかりやすく説明して頂きました。やや難解な部分はありますが、今後も各地の例会などへ要望があれば卓話に伺います。どうぞロータリー財団部門を有効に利用して頂き、各クラブの財団への理解を深めて頂ければ幸いです。
最後になりますが、前田ガバナー年度は財団への寄付を地区内75クラブ全てがして頂きました。これは特筆すべきことで、各クラブの会長様や財団委員長様のご努力に改めて感謝も申し上げますとともに、今年度もご協力を頂きますようお願いをいたしましてご報告とさせて頂きます。