国際ロータリー第2720地区 熊本・大分

米山カウンセラー報告会・意見交換会について

2016年12月09日

地区米山記念奨学会部門長
秋吉 実

 

 米山カウンセラー報告会が、11月25日(金曜)にメルパルク熊本、26日(土曜)にコンパルホールで、熊本、大分それぞれに分かれて開催されました。

 

 これまでは、同じこの時期に「カウンセラー研修会・意見交換会」という名称で行っていましたが、今年度は「カウンセラー研修会」を9月に単独で開催しましたので、新たに「カウンセラー報告会」として、奨学生をお世話して8ヶ月間の報告と卓話月間を終えた感想をまじえて、カウンセラーの皆さまに報告をしていただき、他のクラブとの意見交換も行いながら、残りの期間を奨学生と有意義な活動していただこうという企画です。また今回は、別室に奨学生に集まってもらい、同じく8ヶ月間の報告と卓話月間の感想を一人ずつ述べてもらい、相互間の意見交換も行ってもらいました。

 

 初日の熊本の報告会には、ロータリー米山記念奨学会評議員の赤山武興パストガバナーにご出席いただき、パワハラ・セクハラについて詳しくご指導いただきました。全国的に問題になってきた危機管理について、当地区でも、米山独自のマニュアルをつくり対応していく必要があると考えております。

 

 二日目の大分の報告会には、前田眞実ガバナーにご出席いただきました。前田ガバナーからは、「せっかくの機会ですので、それぞれに思っていることを語り合い、これからの活動に役立てていただきたい」とご挨拶があり、カウンセラーの皆さまも、日頃の思いや悩んできた内容をお話しいただきました。

 

 両日とも、報告の後に質疑応答の時間をとり、報告の中で主な内容について私からお答えをいたしました。「セクハラ・パワハラ」「海外留学」「クラブ支援」などの問題解決、防止策は私たち委員会メンバーにとっても今後の課題です。

 

 報告会が終わると、大学の指導教官の先生方に加わっていただき懇親会を行い、それぞれの親睦を深めてもらいました。大分の懇親会には、ロータリー米山記念奨学会広報委員長の岡村泰岳パストガバナーにご出席いただき「米山の広報委員長として、米山の事業のすばらしさを全国にPRして回っております」「スチッタ君がもう一年、よねやま親善大使を続けます」と報告がありました。

 

 2016学年度は4月の震災から始まりましたので、これまで以上にカウンセラーのサポートが重要なものとなり、それぞれのカウンセラーの皆さまのご苦労が伝わってくる報告会でした。また、これまでにない問題にも『世話クラブの会長さんをはじめカウンセラー、地区委員が一緒になって解決していかなくては』とあらためて決意いたしました。

米山カウンセラー報告会・意見交換会について

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