熊本震災被災者支援プロジェクト(熊本平成RC)
2017年03月03日
熊本平成RC
渡辺 良晴
梅の花もちらちら咲き始めた2月25日、春風に吹かれて熊本平成RCの会員は、益城町の広安愛児園に集合しました。今日は熊本・大分地震被災者義援金を活用したプロジェクト「刈払機贈呈式」です。
熊本平成RCは、毎年夏の終わりに2000坪を超える広安愛児園の敷地の一部ではあるが、会員みんな汗をかきながら草刈を行い子供たちにバーベキューをふるまって楽しいひと時を過ごすのです。しかし、どうしても広大な敷地に対して機械が足りない。そんな悩みの中、社会奉仕委員長がこのプロジェクトを提案。承認が下り、いざ式をと言ってると、職業奉仕委員長より職場訪問も兼ねては?という意見。
園長先生に掛け合いお願いすると、快い返事。子供たちも楽しみにしますとのこと。そんないきさつで本日を迎えました。
食堂を会場に提供していただきましたが、部屋に入ってビックリ!なんと子供たちが「横断幕」を手製で作ってくれてました。手形をカラフルに押していて見事なものです。みんな感動で「してやられた」の思いです。
まず会長の挨拶で始まり、社会奉仕委員長・職業奉仕委員長と続き、贈呈式は滞りなく終了。
その後、園長先生や指導員の方のお話が続きます。なかなか聞けない施設の内容や、子供たちの環境、またこれからの悩み等々、会員みんな真剣に勉強しておりました。
こちらからの一方的な奉仕だけではなく相手方の希望や実態を少しでも聞いてこれからの活動の役に立てればと思いつつ終了しました。
帰り際に子供が「バーベキューはしないの?」と聞いてきましたので「秋には必ずやるからいい子で待ってろよ」と頭をなでなででした。秋も頑張らねばと気持ちを新たにして愛児園をあとにしました。