ロータリーの友情が繋ぐ子どもたちの国際交流(八代RC)
2019年09月02日
八代RC
高野 真哉
47年にのぼる西釜山RCとの姉妹クラブ交流の中で、スポーツ大会からスタートした青少年の短期交換交流事業も今年で37年目を迎えた。近年はおおむね二泊三日の行程で夏休みを利用し観光や文化的交流、またホームステイなど毎年交互に交流を続けてきていました。
しかしながら、昨今の日韓情勢の悪化に伴い、今回の開催については両クラブともに不安視する意見も多くあり直前まで協議を重ねることとなりました。最終的には、やはり長きにわたるロータリーの絆と友情が開催決定の決め手となり当日を迎えることになりました。
5名の交換学生と8名の会員家族、計13名の事業団。勇気ある決断に敬意を表する意味でも、我々はこれまで以上の「おもてなし」をとクラブ一丸となり準備を重ねお迎え致しました。
歓迎例会・懇親会から始まり、地元の観光や伝承芸能を体験し、ホームステイやお別れ会では浴衣を着たり能の仕舞を観賞したりと有意義な時間を過ごして頂けたと思います。別れ際、交換学生とホストファミリーの子どもたちが涙する光景に触れ、何時しか、この子どもたちが両国の架け橋となり国際交流の大切さ奉仕の精神を、自ら行動し次の世代や未来に向けて繋げてくれることを願うばかりであります。