子ども食堂「すみれ学級」を視察しました（大分RC）
2022年11月14日
大分RC
尾野 文俊
10月31日に大分市の子ども食堂「すみれ学級（敷戸教室・進学教室）」を馬場副会長、ロータリー財団伊崎委員長他計６名で視察しました。
すみれ学級は全部で6か所 ありますが、敷戸教室は月曜から土曜の17時から20時まで開室、夕ごはんの提供の他、集まった小中学生に大分大学の学生さんが勉強を教えてくれる点が特徴です。勉強を指導することは大分大学の経済学部のカリキュラムに入っています。勉強は敷戸と別府のすみれ学級で教えています。現在14名（小学生４、中学生10）が登録、それぞれが来たい日に集まるそうです。視察当日はハロウィンでもあり、飾り付けがされた明るい雰囲気の部屋で、中学生5人、小学生1人の子ども6人が、大分大学の学生さん3人と一緒に勉強していました。当日は31日、毎月月末は誕生日会でメニューはカレーライスです。
一方で、子ども食堂は貧困層の支援が目的の一つであることから、体面を気にして子どもを通わせない親御さんもいるそうで「本当に支援が必要なのに、こちらの手が届かない子どもさんもいる」というスタッフの方のお話もありました。このような草の根の活動に対する支援の輪が広がることを願います。
