2014年12月15日

大分南ロータリークラブ
会長　薬真寺　哲也

いわき分区IM訪問と福島浜地区の被災地視察を終えて（大分南）

大分南ロータリークラブ
第2720地区　大分第4グループ

　東日本大震災から三年八ヶ月を過ぎましたが、いまだ復興の途上であり、福島第一原発や風評被害にも苦しんでいるこの地区では、全国のロータリアンに向けて「福島にこらんしょ！」キャンペーンを開催しております。当クラブは、復興支援になればとの想いから企画に賛同し、先方のガバナー事務所と日程調整をしていく中で、「IMに参加してもらえませんか？」との申し出があり、喜んでお受けいたしました。

　11月30日、RI第2530地区　いわき分区IM「～紡ぐ　ロータリーの絆～」に当クラブの有志10名で参加し、友好の絆を深めることができました。薬真寺哲也会長よりいわき市の清水敏男市長に対し、いわき市東日本大震災遺児等支援事業基金として寄付金十万円を手渡し、感謝状を頂戴いたしました。

　翌日は、福島第一原発近辺の帰宅困難地域を視察し、いまだ除染も進んでいない震災の爪あとに、会員一同絶句するのみでした。わたしたちは大震災から多くのことを学び、地元や次世代へ伝えていかねばなりません。たとえ一人の力は小さくても、その力が集まればやがて線になり、面になり、復興への大きな力となるはずです。そして福島のみなさまの、一日も早いこころの復興を、お祈りいたしております。