直前ガバナーメッセージ「更なる地区の発展を」
2018年06月27日
直前ガバナー
永田壮一
2018〜2019年の新しい年度が始まりました。国際ロータリー第2720地区・髙山泰四郎ガバナーは更なる高みへと私たちロータリアンを導いてくれることでしょう。
2016年手続要覧では、それまでの手続要覧とは異なり、第一部 ロータリーの使命の遂行・・・基本理念と、第二部 組織規定の二部構成となり、総ページも115ページのシンプルなものになりました。その基本理念の冒頭に、以下の言葉があります。「ロータリークラブと地区は、ロータリーの使命を遂行し、ロータリーが受け継いできた職業人精神と奉仕の歴史を理解するために、ロータリーのガバナンス(組織統治)に関する資料に加え、ロータリーの基本理念と価値声明に精通するべきである。」ここでいうガバナンス(組織統治)は組織規定のことであり、ロータリアンは「組織規定」と「職業人精神と奉仕の歴史」つまり、ロータリーの手続要覧の基本理念を理解しなければならないと言っています。
2018〜2019年RI・バリー・ラシン会長は、そのテーマを「インスピレーションになろう(Be the Inspiration)」とされました。これは、本田博己RI研修リーダー(RID2840 PDG;2013〜2014)によりますと「人々に奉仕活動を喚起させるようなロータリアンになろう」という意味があるそうです。2017〜2018年イアン・ライズリー会長テーマは「ロータリー:変化をもたらす(Rotary: Making a Difference)」また、2016〜2017年ジョン・ジャーム会長テーマは「人類に奉仕するロータリー(Rotary Serving Humanity)」でした。木下光一RI研修リーダーからは、RI会長テーマは個々の意味ばかりでなくロータリーの継続性も表しているとお聞きしました。つまり人々が集う世界でロータリーは奉仕活動を実践し、多くの奉仕活動を行うことによりロータリーは世界に変化をもたらし、多くの人々に奉仕することを喚起していく、という流れなのでしょう。
2018〜2019年度髙山泰四郎ガバナーは地区のスローガンを「〜ロータリーは心の太陽〜『ロータリーを信奉し、奉仕に行動しよう』」と決められました。今ロータリアンに求められていること、それは継続性(Sustainability)と行動(Take Action)です。髙山ガバナーの類い稀なリーダーシップで、2720地区が益々奉仕活動が増え活気溢れる地区になることを確信しています。