ロータリー財団奨学生中間報告 赤山紗也果(第14回)
2021年01月04日
グローバル補助金奨学生
赤山 紗也果
秋学期を終えて
今学期取っていた授業は、Vanportを対象地としたスタジオの他、生態学、LiDARというリモートセンシングを使った地理情報を処理するソフトの授業、そしてランドスケープアーキテクチャー理論の授業の計16単位でした。特に生態学の授業には、週2回の授業前にリーディング課題が多く、苦労しました。またグループでの提出が求められた最終課題は、リモートでのグループワークとなり、コロナ禍ゆえの大変さも加わりました。一方で理論の授業では、アメリカ各地にいるランドスケープアーキテクトやアーティストがゲストスピーカーとして講義に登壇し、リモート授業だからこそ実現した講義回がありました。特に今学期の授業で学んだ内容は座学ベースだったので来学期以降のスタジオで生かして行けたらなあと思う場面が多々ありました。またVanportスタジオの最終発表では、デザイン期間が2―3週間と短く、詳細までデザイン出来なかったのが残念でしたが、土地の歴史とデザインをつなぐコンセプトが今までよりもしっかりと考えられたような気がしました。
リモートでスタジオに実際に行ってクラスメイトと意見を交わす機会もなくなり、互いにアドバイスをしあうことが難しくなりましたが、最終発表の前に有志で集まり、プレ発表をしました。写真はその時の様子です。
Thanksgiving ホリデー
昨年の感謝祭の時には、今のルームメイトのリンジーが友人達の集まりに誘ってくれたのを思い出しますが、今年はコロナ禍で大きな集まりに行くことはなく、2人で過ごしました。彼女は伝統的なアメリカのマッシュポテトをはじめとした料理を振舞ってくれ、私はおでんを作りました。2人で色んなことを話しながら、楽しい夜となりました。
コロナウイルスの影響と冬休み
最終課題の提出も終わり、冬休みに入りました。残念なことにアメリカではオレゴンを含め、コロナウイルスの感染者も増え続けています。私がユージーンで過ごしている中でも、マスクをつけずに外出している人を見かけることも度々あり、コロナを気にかけている人とそうでない人々の差を感じる場面が増えてきました。感染者の拡大を受けて、一時は再開されていたレストラン等の店内での食事も、現在はテイクアウトが基本で、外テーブルでの食事は一部許可されている状態です。医療従事者の方々を中心にワクチンの摂取が始まっているので、終息に近づくことを祈るばかりです。
冬のユージーンは、曇り空が多く、寒いですが、体調管理に気をつけて休暇を過ごしたいと思います。
ユージーンでのクリスマス
ルームメイトもコロナ禍の影響を鑑み、帰省しなかったので、一緒に休暇を楽しんでいます。クリスマスに向けて一緒にクッキーのデコレーションをしました。
また、ユージーンのダウンタウンもクリスマスの飾り付けがされていますし、サンタクロースの格好でバイクに乗っている人を見かけることもあり、コロナ禍ではありますが、クリスマスの雰囲気を楽しんでいます。