ロータリー財団奨学生中間報告 赤山紗也果(第19回)
2021年06月01日
グローバル補助金奨学生
赤山 紗也果
春学期の様子
学期末が近づき、授業やスタジオでも最終課題へ取り組み始める時間が大きくなってきました。今学期のスタジオでは、プロトタイピングをするので、それぞれ、モデルを作ったり、実際のサイズで物を作ったりしています。
私は水盤のある風景をデザインしていたので、その水が流れる淵の形を試そうと思っています。学部にあるwoodshopには色々な工具があるので、それらを使いながら作業をし、実際に水を流しながら、様々な淵がどう水と作用するか実験しています。来月初めの最終発表に向け、成果物の作成に追われています。ずっとオンラインのみでのスタジオで、実際にモデルを作ったり、実験したりするのは久しぶりで制作に時間はかかりますが、楽しいです。また、最終発表は屋外で対面で行われる予定なので、久しぶりのズーム以外での発表を楽しみにしています。
学部棟(Lawrence Hall)にあるWoodshop
2回目のワクチンの接種
先月のワクチン接種に引き続き、2回目のワクチンを接種しました。
接種会場は前回と同じ大学のスタジアム駐車場で、ほぼ同じ流れで進みました。
今回は、腕の痛みが1回目より長引き、倦怠感やめまいを感じるといったことが数日間続きました。また、ワクチン接種日から翌日にかけて熱がでたり、微熱が続く、といったこともありました。私の周りの友人らも経験しているような一般的な副反応の症状だったといえます。接種日が木曜日で、翌日以降の授業もほぼ無い状態で週末に入ったので、授業を欠席しなければならないような状態にはならずに済み、よかったです。
ワクチンが完全に効果を発揮するまで、まだ1週間ほどありますが、その後はマスクなしで屋外に出ることが認められます。ワクチン接種後もまだマスクを使用する人が私の周りでは殆どですが、マスク文化がもともと根付いていなかったアメリカでは、ワクチン接種後はマスク着用が義務付けられないというニュースでワクチンの接種率が上がっているといった報道もありました。
一方で、米国疾病管理予防センター(CDC)の基準で、日本がコロナウイルスの感染レベルが最も高いレベル4になったというニュースに心を痛めています。CDCのウェブサイトには、レベル4の日本への旅行はワクチンを2回接種していたとしても避けるようにとの記述があります。コロナウイルスの一刻も早い収束を祈るばかりです。