ロータリー財団奨学生中間報告 赤山紗也果(第21回)
2021年08月02日
グローバル補助金奨学生
赤山 紗也果
夏休み中のインターンシップ
夏休みに入り、ユージーンにあるPerennial Patterns Designというランドスケープの会社でインターンを始めました。ユージーンの住宅の庭のデザイン、設計、施工などを主に行っている会社です。インターンの内容は、デザインというよりは、実際の施工や植樹、庭のメンテナンス、ナーサリーで植物のピックアップを手伝ったり、Continuing Education Courseという技術者の資格更新に使うプログラムのオンライン化や日本庭園に関するコースの内容を拡大したり、しています。特に、屋外での施工、植樹等の活動は、学校ではなかなか勉強できないところで、実際に自分で動いてみることで知ることが沢山あります。デザインをした先の施工の部分を体験でき、実務的なことも知る機会が得られ、いい経験になっていると思います。
ナーサリーでの植物のピックアップ
庭の灌漑システムを設置しているところ
ロータリーのプロジェクトへの参加
この夏に始まる、5110地区レベルで行われるMcKenzie Valley Wellness (Orchid Health McKenzie River Clinic)でのプロジェクトへ参加させて頂くことになりました。先日26日にEugene Metro RCのKathyさん (District Grants Committee Chair) とSpringfield RCのJaneさん (Assistant Governor) と一緒に現地視察へ行きました。 McKenzie River のエリアは昨年、山火事があった地域で、対象地であるOrchid Health McKenzie River Clinic は一時的な診療所で、移動バスでの診療も行われています。プロジェクトではその診療所の建物の前の庭のランドスケープデザインも行うので、そのデザインの提案、植栽計画等を提案させて頂く予定です。Eugene Metro RCの例会においてもKathyさんがプロジェクトに関して紹介、報告をしてくださり、皆さんも喜んでくださいました。ロータリーの奨学金で学んでいるランドスケープの分野で、プロジェクトに参加ができることは大変喜ばしく、皆さんと共に活動ができることを楽しみにしています。
McKenzie River近くのラベンダー農家にて。右端からJaneさん、Kathyさん
現地視察での様子。Clinicのマネージャーの方から話を聞いたり、スケッチをしたりしました。
夏休みの様子
夏休みは専らインターンをしていますが、友人と海岸の方へ遊びに行ったり、サタデーマーケットに行ったりしています。先日はEugene Metro RCのKathyさんに誘って頂いて、ブルーベリーを摘みに行きました。日本のいちご狩りのように、農家に行ってブルーベリーを狩るのは、ユージーンでは比較的一般的なようです。とても甘くておいしい、オーガニックのブルーベリーをバケツ一杯、6lbほど採って帰りました。1lb(453g)2ドルというとてもお手頃な値段でした。
そのあとは、近くのCovered Bridgeを見に行きました。EugeneもあるLane Countyの地域では、屋根付きの橋が伝統的な形で、今も昔のものが保全されているようです。夕日の時間とも相まって、きれいでした。