グローバル補助金奨学生中間報告 木村 真琴(第5回)
2022年02月04日
2021 ~ 2022年度 グローバル補助金 奨学生
木村 真琴
第5回 中間報告書
1. 基本情報
カウンセラー(派遣側) | 林 明 様 ロータリー財団副部門長(熊本江南RC) |
---|---|
カウンセラー(受入側) | Rajiv Sabharwal(R.C of LONDON) |
教育機関 | University College London |
専攻分野 | 平和構築と紛争予防 |
2. 学業面での成果、状況、予定等
1月10日よりTerm 2が始まり、また普段の学校生活が始まった。また、Term 2 より、International Humanitarian Law (国際人道法)の授業が新しく始まり、全く未知の分野に戸惑っている。英国の授業はリーディング課題を読んで授業に参加することが期待されているが、リーティングを読んでも中々理解が難しい分野だと苦戦している。人間は、Civilians(市民)/Combatants(兵士)のカテゴリーに分けられ、Combatantsは戦争に参加する権利が与えられること、そして捕らえられた時は Prisoner of Wars(捕虜)として戦時中の行為を公平に裁かれること、Geneva Convention I, II, III, IV, そしてAdditional Protocol I, IIの条約を中心に勉強しているが、正直、Combatantsとして人を殺してもいい(訳ではないが、極論それが法律として許されている)と定められている気がして、腑に落ちない。とはいえ、内容としては全く新しい分野を勉強しているので非常に有意義だと感じている。
また、1月27日が、Williem C. Vis International Commercial Moot (国際仲裁案件に関する模擬裁判)の被告側準備書面の提出であったため、チームメンバーと夜遅くまで学校に残る日も多かった。体力勝負ではあったが、先月の原告側準備書面の反省を生かしながらチームとしての団結力も上がって良かったと感じでいる。
3. 受入ロータリーとの交流
1月は交流の機会がなかったが、2月にロータリーでの食事会が予定されている。
4. その他(留学先での出来事等)
1月中はずっと体調を崩し、万全でない中で課題をこなしていかねばならず、良い新年のスタートが切れた訳ではなかった。また、私事ではあるが、スマートフォンを電動バイクに乗った男性に奪われるということを始めて経験したため、それ自体ショックであったこと、警察が相手にしないこと、Appleや保険会社に電話するなどと何かと精神を削られる災難が続いた。とはいえ、周りの友人たちに支えられ、元気に過ごせた1ヶ月となった。
天気は悪かったものの、1月2日にOxfordにプチ旅行に行きました。
映画ハリーポッターの大きなホールは、このOxford大学Christ Churchの食堂ホールから着想を得ているらしく、UCLとは大違いな大学生活に羨ましくなりました。