ロータリー財団奨学生中間報告 赤山紗也果(第29回)
2022年05月10日
グローバル補助金奨学生
赤山 紗也果
春学期
春学期は、ほぼ毎日、修士プロジェクトに取り組んでいます。6月上旬に最終発表とプロジェクトの提出があるので、それに向けて準備をしています。修士プロジェクトでは、「Revealing Urban History through the Preservation of Sidewalk Stamps (仮)」テーマで、Eugeneの街の歩道にある、通りの名前や年代、舗装工事をした会社名などが刻まれたスタンプの場所の収集と調査、その保全方法に関するデザインの提案をするプロジェクトに取り組んでいます。あっという間に4月が終わってしまい、いよいよ本当にラストスパートなので、最後まで頑張っていきたいと思います。
修士プロジェクトの単位にあたるクリニックの授業以外には、授業をとっていませんが、それ以外の時間では、引き続き、週に2回、日本語のGEとして日本語を教えています。先日は、日本語クラスの中でジャパニーズアワーというイベントもあり、GEの仕事の一環として、活動前後の準備をしました。日本語クラスの学生と日本から交換留学などでオレゴン大学に留学中の日本人学生が実際に会話をしたり、インタビューしたりするイベントです。コロナ禍もあり、アメリカから日本への留学が難しかった学生も多い中で、日本人との交流は学生にとっても良い機会となったようでした。コロナ禍が始まった頃に帰国を余儀なくされた留学生がいた時期に比べると、日本からの留学生も多く、コロナ禍が収まってきたのを実感しました。
大学での生活
ユージーンの春は晴れの日が多いのですが、最近のユージーンは、雨模様が続いています。
先週の木曜日にはDucks After Dark というイベントへ行きました。学内のホールのプロジェクターで、映画上映が行われるイベントです。ポップコーンや缶ジュースなども無料で配布される他、抽選企画などもあり、毎週木曜日に行われています。今週は、ジブリの「千と千尋の神隠し」の上映だったので、友人らと観に行きました。以前にも、数回行ったことがあるのですが、ジブリ作品、特に「千と千尋の神隠し」がアメリカでも人気が高いようで、参加者が非常に多く、ホールも満席でした。日本人の留学生も多く、来ていたようでした。私も久しぶりに観た映画だったので、大変、楽しい時間となり、よい息抜きになりました。