ロータリー財団奨学生中間報告 田添敦也(第6回)
2022年05月18日
2021 ~ 2022年度 グローバル補助金 奨学生
田添 敦也
第6回 中間報告書
1. 基本情報
カウンセラー(派遣側) | 川﨑誠治 様 ロータリー財部門長(宇城RC) |
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カウンセラー(受入側) | Judith Page(R.C of North Melbourne) |
教育機関 | University of Melbourne |
専攻分野 | 地域社会の経済発展 |
2. 学業面
今月は、プレゼンテーションや中間課題の提出が集中していたので、とても忙しい月でした。今回は最近の授業や課題を通して思ったことをまとめてみたいと思います。簡単にいうと、中国の存在感の成長に関してです。経済的な意味での、中国の国際的な存在感はもちろん今に始まったことではありません。しかし、開発学においても中国の影響はとても大きくなっているように感じます。例えば、貧困国や紛争地域に対する援助に関しては、中国をはじめとした新興ドナーの存在が、国際的な援助活動に非常に大きな影響を及ぼしていて、最近それが顕著に現れているように感じます。
授業でも、中国のドナーが、日本などの伝統的なドナー国の援助のやり方に大きな影響を及ぼす可能性に触れる機会がよくあります。その中国をはじめとするドナーは、援助を受けた国の腐敗を悪化させる可能性や、中国への一方的利益しかもたらさないのではという懸念が指摘されているようですが、僕はポジティブに捉えてもいいのではないかと考えています。中国は、日本やアメリカなどから、条件が呑めないために、ドナーをもらえない国に積極的に援助を行い、彼らが一番求めている、インフラの発展に大いに貢献しています。なので、もちろん見直すべき部分はあると思いますが、ドナーあり方を見直すきっかけとして、大きな働きをするのではないかと思っています。
来月は、最終アサインメントに取り組み始めなければならないので、より一層気合を入れて頑張りたいと思います。
3. 受入ロータリーとの交流
今月は、Alburyというメルボルンから電車で4時間くらいのところにある街で開かれた、Conferenceに参加してきました。9800地区の各クラブから多くの人が参加し、金土日の3日間で、合計で400人以上の参加者が来ていたようです。
行きは電車で行き、帰りはNevilleが送ってくれたので、本当にありがたかったですし、移動も楽しかったです。
会場に着くと、まず右写真にある旗が目に入りました。100周年記念を祝う旗となっており、たくさんの人が写真を取っていました。
本当に多くの方々と会話をさせていただく機会があり、ロータリークラブの「人との繋がり」がいかに大切で、素晴らしいものなのかを肌で感じた気がします。SNSで有名なインフルエンサーや、歌手、大学の教授など各業界で名の知れている方々も来て、左写真にあるステージでパフォーマンスやトークを披露していました。
自分も最終日に、大勢の前で急にスピーチをすることになり、若干焦りましたが、楽しく話すことができました。
夜は、ダンスでみんな盛り上がっていました。僕は、踊らず見ていました笑笑。見るのだけでも、十分楽しかったです。
あと、みんな元気だなと思いました笑笑。
最後にNorth Melbourne ロータリークラブのNevilleさん、Judyさん、Herbsonさんと撮った写真です。Nevilleさんは基本的には、半袖短パンで、この時初めてスーツ姿を見たので、新鮮でした。
4. その他
最近、若干寒くなってきたので、体調管理には十分に気をつけたいと思います。