グローバル補助金奨学生中間報告 木村 真琴(第9回)
2022年05月27日
2021 ~ 2022年度 グローバル補助金 奨学生
木村 真琴
第9回 中間報告書
1. 基本情報
カウンセラー(派遣側) | 林 明 様 ロータリー財団副部門長(熊本江南RC) |
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カウンセラー(受入側) | Rajiv Sabharwal(R.C of LONDON) |
教育機関 | University College London |
専攻分野 | 平和構築と紛争予防 |
2. 学業面での成果、状況、予定等
5月はテストが続き、3つのテスト、1つのAcademic Essay課題があった。イギリスのテストスタイルは、11問ある中の2~3問を選び(科目によって異なる)、学習した知識を披露するというよりは、より納得のいく議論を展開できるかということを主眼に置いている。Controlled Examといって、2,3時間(1問1時間)で回答を書くことを求められるため、英語で、かつ、時間制限のある中で精神的にもプレッシャーを感じた。また、もう一つのAcademic Essay課題は、6,000字という文字制限の中でいかに論理的に文章を展開して行くかが非常に難しかった。よく英国では「too descriptiveにするな、単なる説明にならないように」と幾度も注意されるため、argumentとして成り立つよう何度も何度も読み直しては修正を繰り返した。PhDをしている友人にもフィードバックをもらい、一定のものがかけたとは思うが、最終評価はどうなるか不安である。5月はストレスを非常に感じた月であったが、Institute of Advanced Legal Studies (通称: IALS)というUniversity of LondonのLL.M./PhD学生だけが使える図書館に勉強しにいき、そこで友人たちと会ってご飯を食べるだけで、精神的な支えとなっていた。今後は修論提出に向けて毎日IALSで勉強する予定である。
3. 受入ロータリーとの交流
5月はロータリークラブとの交流機会がなかった。
4. その他(留学先での出来事等)
テストが終わってからは、LL.M.の友人とRichmond Parkという所に出かけた。ロンドンの郊外にある巨大な公園で、鹿に遭遇できるかもということだったが、会えずじまいだった。ロンドンにいるような気分がしないほど雄大な土地で、あまり人の手が入っていない自然豊かな公園だったため、ロンドンの街中にある人工的なHyde Park等とはまた違った雰囲気だった。最近は天気もよく暖かい日々が続いており、日も21時ごろに落ちるため、比較的過ごしやすい。Richmond Parkに行った日も快晴で、ゆっくり友人と時間を過ごすことができた。