グローバル補助金奨学生中間報告 木村 真琴(第10回)
2022年06月27日
2021 ~ 2022年度 グローバル補助金 奨学生
木村 真琴
第10回 中間報告書
1. 基本情報
カウンセラー(派遣側) | 林 明 様 ロータリー財団副部門長(熊本江南RC) |
---|---|
カウンセラー(受入側) | Rajiv Sabharwal(R.C of LONDON) |
教育機関 | University College London |
専攻分野 | 平和構築と紛争予防 |
2. 学業面での成果、状況、予定等
6月は、修論提出に向けて図書館に引きこもる日々が続いた。テスト期間と比べると、精神的にも余裕はあったが、テストとはまた違うプレッシャーを感じながら修論に勤しんだ。Institute of Advanced Legal Studies (通称:IALS)というUniversity of LondonのLL.M/PhD学生のみが使える図書館の、窓際の席が定位置となっており、友人と励ましあいながら修論を仕上げることができた。
タイトルはA Legal Strategy at International Courts and Tribunals: Disaggregation of a Legal Dispute with a Case Study of Ukraine/Russia (国際裁判における法戦術: 法的紛争の離散 ウクライナ/ロシアをケーススタディに)である。国際社会においてウクライナ/ロシアのような戦争が生じた際、いかに小国(ウクライナ)が大国(ロシア)に対して戦略的に平和的(法的)解決を考えて行くべきかということについて論じている。帰国して直接報告できることを楽しみにしている。
3. 受入ロータリーとの交流
6月20日にロータリー年度最後の食事会があったが、締め切りと重なり参加することができなかった。
4. その他(留学先での出来事等)
修論提出が終わり、Graduate Law Society (LL.M.生の生徒会のようなもの)が主催で、Boat Partyがひらかれた。こちらの学生は夏に帰ってしまうことも多く、最後に同級生のみんなと会う機会があり、とても楽しかった。ボートはテムズ川を遊覧し、Big Benと国会議事堂や、St.Paulなど、ロンドンの観光名所を巡り、いい思い出になった。