国際ロータリー第2720地区 熊本・大分

ロータリー財団奨学生中間報告 田添敦也(第13回)

2023年05月09日

2021 ~ 2022年度 グローバル補助金 奨学生
田添 敦也

 

第13回 中間報告書

1. 基本情報

カウンセラー(派遣側) 前田 祐志様 宇城RC会長(宇城RC)
カウンセラー(受入側) Judith Page(R.C of North Melbourne)
教育機関 University of Melbourne
専攻分野 地域社会の経済発展

2. 学業面

4月も終わりに近づき、5月が始まろうとしています。本当に時の速さには驚く日々です。前回のレポートでも記述した通り、今期は移民に関する授業と、ジェンダーに関する授業の2つを受けています。
移民に関する授業では、移住を決める決定要素について学んだり、開発や発展という観点から、移住を見たりと幅広く移民・移住を学んでいます。日本人として、学んでいく中で感じることの一つは、他国と比べて圧倒的に難民受け入れが少ないということです。日本は移民が少ないと思われがちですが、世界的に見て立派な移民受け入れ国です、しかし、難民の受け入れは、日本は他国と比べて非常に少ないことで知られています。世界では難民として生活に苦しむ人が約7000万人ほどいると言われていますが、確か過去10年間くらいで、日本は2~30人ほどしか難民認定を出して受け入れていません。この少なさに対して、先生は少しキレていました笑 開発学を勉強している、いち個人としては、やっぱり日本国として難民を含めた、困っている発展途上国の人々を助けてほしいと思いますが、制度上難しいんだろうなと思ったりと、非常に難しい問題だなと感じます。また、他国の経済発展と日本の成長停滞を見ていると、移民の数も今後少なくなってくるんじゃないかとも思いました。オーストラリアは賃金上昇が止まらないので、各国から移民が押し寄せているらしいです。岸田政権には頑張ってほしいものです。
ジェンダーの授業も非常にライブリーなディスカッションを通して、いい学びができているなと感じます。グループワークが多いので、自分の意見を伝えたり、他の人が思っていることを知れてすごく楽しいです。グローバリゼーションとジェンダーの関係を主に勉強しています。正直ジェンダーとグローバリゼーションを一緒にして考えるのは、あんまりパッとしなかったのですが、グローバル化が生み出した女性に対する雇用機会や、それに伴った女性の賃金上昇などを勉強していくにつれて、とても大切なつながりがあったのだと思いました。5月は、気候変動なども絡めて勉強していくので、楽しみです。

 

3. 受入ロータリーとの交流

ちょうど参加したタイミングが、結構大事な2023年度の作戦会議みたいな感じでした!
話の内容が、いかに若者をクラブに入れて、中心メンバーとして育てていくか、みたいなものでした。確かに、アクティブに参加しているメンバーは全員若い層ではないので、将来のことを考えると、とても大切かも知れません。日本のロータリークラブはどんな感じなのだろうなと思いながらの会議でした!久々にみんなとご飯を食べて会話できて、とても楽しかったです。

 

4. その他

3週間くらい前の話ですが、日本からお笑いグループのジャルジャルが来たので、見に行ってきました。コントは英語で行われていて、オーストラリア人も大爆笑していました。日本語だけでなく、英語でも挑戦を続ける彼らには励まされました。残り学生生活頑張ります。

この記事にコメントする

【必須】
【必須】
【必須】 (公開されません)

Copyright ©  ROTARY INTERNATIONAL DISTRICT 2720. All Rights Reserved.