ロータリー財団奨学生中間報告 李民樹(第2回)
2023年12月18日
2023 ~ 2024年度 グローバル補助金 奨学生
李民樹
第2回 中間報告書(11月レポート)
1. 基本情報
カウンセラー(派遣側) | 増田 隆二様(人吉ロータリークラブ理事) |
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カウンセラー(受入側) | Dârini Vedarattiname様 (Rotary Club of London) |
教育機関 | London School of hygiene and Tropical Medicine |
専攻分野 | 疾病予防と治療 |
2. 生活面
ロンドンでの生活もかなり慣れ、ようやく勉強に集中できる環境が整った。ロンドンに来た当時はかなり天気もよく日も長かったが、少しずつ日も短くなり、また気温も下がり、ロンドンらしい鬱々とした気候になってきたため、多くの同級生に勧められビタミンDを飲み始めた。そんな中1週間の学校の休みがあったので、イタリアに小旅行に行った。ローマやベネチアなどに訪れ、様々な歴史的建造物や美術館を楽しんだ。イタリアのパスタは絶品である。このようにヨーロッパの国々にふらっと旅行できるのは、ヨーロッパに住んでいる大きなメリットの1つだと思う。
3. 学業面
早くも1学期の半分が終わり、医療統計学、発展疫学、基礎統計学の科目で中間テストのようなものがあった。現時点では大きな問題なく習得できており、引き続き学問に励みたいと思っている。大学で学び始めて驚いたのは、多くの学生や研究者が勉強の便利ツールとしてChat GPTなどの人工知能を使用していることである。私も英語の勉強のためGrammarlyというAIによる添削サービスを使っているが、精度は完璧ではないものの、数秒のうちに修正を得ることができるので、日所に重宝している。AIの進歩を感じた1学期である。
4. 受け入れクラブとの交流
ロンドンロータリークラブのプレジデントであるイアンさんご自宅でのディナーにご招待いただき、イギリスの伝統料理を頂いた。きれいに並べられたカラトリー類やまるで映画に出てきそうな豪華なご自宅に気分もあがり、とても楽しみながら様々なロンドンロータリークラブの昔話を聞かせていただいた。また私以外の奨学生も参加し、懇親を深めた。
Ianさんのご自宅にて、他の奨学生とともに