国際ロータリー第2720地区 熊本・大分

ロータリー財団奨学生中間報告 川合 菜月(第1回)

2018年09月19日

2018-2019 年度グローバル補助金奨学生
川合 菜月

 

2018-2019年度グローバル補助金奨学生として、イギリス・ロンドンのウェストミンスター大学院で国際公衆栄養学を専攻しております、川合菜月です。8月1日に大分・中津地区の例会に参加させていただいた後、8月末に渡航してから半月が経ちました。今回のレポートでは、大学の概要および受け入れクラブであるWestminster International Rotary Clubについて紹介させていただきます。

 

1.大学について

ロータリー財団奨学生中間報告 川合 菜月(第1回)

 

ウェストミンスター大学はロンドンの中心部に位置しており、今年は78カ国から学生が集まるなど非常に国際色豊かな環境です。特に国際公衆栄養学コースは生徒数約40人と小規模にもかかわらず、出身国は17か国にも渡ります。食に対する考えや食文化、健康の概念までも異なる学生同士ではありますが、生きる基本でもある食を通じて人々を幸せにしたいという共通した想いを持ち、学問に励んでいます。また、World Food Program(世界食糧計画)やSave the Childrenといった国際組織との共同研究も実施されており、UNICEF等で勤務する卒業生も多いことから、日々世界の課題に触れ、自分自身が今後どのようにして国際社会に貢献していくのか、常に意識することのできる毎日です。

 

2.Westminster International Rotary Clubについて

ロータリー財団奨学生中間報告 川合 菜月(第1回)

 

受け入れクラブとしてお世話になっておりますWestminster International Rotary Clubは、ナショナルギャラリーやトラファルガー広場などの観光地が集まるWestminster地区にて、例会を隔週で開催されているとのことです。

ロータリー財団奨学生中間報告 川合 菜月(第1回)

 

昨日(9/12)、例会に参加させていただいたのですが、クラブ名に’International’とあるように、イタリア、フランスなど様々なルーツを持つロータリアンの方々が例会に来られており、参加者の国の国旗が飾られている様子が見られました。例会は、様々な国に纏わるクイズから始まり、食事をいただきながら終始温かい雰囲気が溢れていました。また、ローターアクトの活動も大変盛んで、Rotaract Club of Westminsterの代表であるKim氏も来られ、活動内容や広報の方法についてなど、互いに連携しながら活動されている様子がわかりました。

 

3.今後の予定

こちらの大学院は新学期が始まったばかりということで、早速来週末にイギリス、アイルランドの大学院へ進学したグローバル補助金奨学生合同のミーティングが開催されます。様々な国から集まった同志と会えることが今から楽しみです。また、今月末にはウェルカムミーティングが控えており、こちらではロータリアンの方々とお会いできる予定です。学業との両立を図りながら、クラブの活動にも参加させていただきたいと考えております。
以上、簡単ではありますが、今回のご報告とさせていただきます。

ロータリー財団奨学生中間報告 川合 菜月(第1回)

Westminster International Rotary Club 例会時の集合写真

 

ロータリー財団奨学生中間報告 川合 菜月(第1回)

例会後、ホテルを出てすぐに見えたトラファルガー広場の様子。少しずつ寒さが強まり、冬の訪れを感じています。

 

ロータリー財団奨学生中間報告 川合 菜月(第1回)

ロンドンが一望できる公園からの景色です。大都会であるにもかかわらず、緑がとても多く自然の移り変わりを肌で感じることができ、この街にとても魅力を感じています。

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