ロータリー財団奨学生中間報告 川合 菜月(第2回)
2018年10月22日
2018-2019 年度グローバル補助金奨学生
川合 菜月
こんにちは。英国ウェストミンスター大学院に留学中の川合です。
10月に入り、ロンドンは随分と秋の気配が深まってきました。
天気が不安定だと言われがちなこの街でも、最近段々と寒くて暗い日が増えてきています。体調を崩して授業に遅れをとってはいけないと、最近実家から防寒具を送ってもらったところです。
今回のレポートでは、9月に参加させていただきましたロータリーのイベントについてご報告させていただきます。
1.Rotary GB&I Link Weekend
9/22に今秋イギリスに留学しているGlobal Scholar合同のLink Weekendが開催されました。Coventryという、ロンドン中心部より電車で1時間ほどの街に、世界中からの奨学生約50名が集まりました。
イギリスのロータリー財団の成り立ちや活動内容をはじめ、Coventryの歴史やイギリス文化について学ぶプレゼンなどたくさんのコンテンツを用意していただき、ロータリー財団、そしてイギリスについて学びを深めることのできた1日でした。
お昼には伝統料理であるフィッシュ&チップスをいただきました!ビネガーをたっぷりかけて食べるのがイギリス流だそうです。
他にも、ロータリアンの方お手製のお菓子やアフタヌーンティーの時間もあり、温かいおもてなしに渡英後ずっと緊張していたわたしの心もほぐれていくことを感じました。
2.District 1130 Welcome Party
翌週の9/30にはDistrict1130、ロンドン地区合同でのWelcome Partyが開催されました。
こちらはロンドンの大学院に通う奨学生30名ほどが集まり、ロンドンの生活や本地区の活動についてお話を伺いました。
ブレイクタイムには、ロータリアンの方々が作ってくださったロンドンクイズに取り組みました。
まだまだロンドン初心者の学生たちでしたが、ロータリアンの方に教えていただき、この街の知識を楽しく深めることができました。
ちなみに、District1130の本部であるYork Gateはわたしの寮から徒歩5分の場所にありました!
この地区のロータリーの歴史に纏わる資料も飾られており、組織がこの地域に長く根付いていることを肌で感じることができました。
大学の授業も始まって1ヶ月ほど経ち、課題の多さからどうしても学外に出る機会が少なくなってしまいますが、開催していただくイベントの一つ一つがイギリス、ロンドンを知る機会や新しい友達に出会う機会に繋がり、留学生活がとても充実したものになっていく日々を実感しています。
また、Global Scholarで渡英している学生たちの専攻は教育、開発、人権、医療など皆異なりますが、ここにいる全員がロータリーの“6つの重点分野”の目標に向かっているからこそ初めて会ったばかりでも、強い絆のようなものを感じることができます。
皆が世界の課題に関心を持ち、解決したいと勉学に励む環境に身を置くことができて、本当に幸せな毎日です。
3.今後の予定につきまして
今後は、受け入れクラブであるWestminster International Rotary Clubでの卓話やロンドン地区合同カンファレンスへの参加の機会をいただいております。
勉学との両立を図りつつ、ロータリアンの方がいつも言ってくださる”make the most of this opportunity”のメッセージを胸に、今後とも活動に参加していきたいと思っています。