グローバル補助金奨学生中間報告 高橋 睦美(第1回)
2019年10月28日
2019 ~ 2020年度 グローバル補助金 奨学生
高橋 睦美
第1回 中間報告(2019年09月19日 ~ 2019年10月27日)
1. 基本情報
カウンセラー(派遣側) | 林明様(熊本江南ロータリークラブ) |
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カウンセラー(受入側) | Barry J.Catchpole(Norwich St.Edmund) |
教育機関 | University of East Anglia(UEA) |
専攻分野 | 国際社会学(修士課程) |
2. 学業面での成果
イーストアングリア大学での生活が始まり、1 か月が過ぎました。今学期は 3 つの科目をとっており、必修科目が国際開発を社会学・民族学的アプローチで分析する Social Analysis for International Development、選択科目が村落開発の基礎を学ぶRural Livelihood and Agrarian Change と国際開発プロジェクトの作り方を学び、実際に企画書を作成する Critical issues for Development Practiceです。それぞれの科目で毎週2時間の講義と2時間の演習(ディスカッションがメインになる授業)があり、講義で学んだ内容に関する論文を読み、そこにある議論に関してディスカッションを行います。どのクラスにも世界中から様々なバックグラウンドをもった学生が集まっていて、それぞれの経験に基づく分析を行うため、教授からはもちろんのことクラスメイトから学ぶことが非常に多いです。私自身もケニアでのボランティア経験を振り返りながら、分析をするようにしており、詰込みではない、生きた学びに日々刺激を受けています。
演習の前に各自読んできた論文の内容の理解を深める勉強会をしている様子
3. 受入ロータリーとの交流
ノーリッジに到着後、受入れクラブの Catchpole さんと連絡を取り、さっそく顔合わせでご自宅にご招待いただきました。9 月末にはイギリス国内の奨学生向けのオリエンテーションがロンドンで開催され、奨学生同士での交流を深めることができました。その後 10 月 1 日にクラブ訪問を行いましたが、今回は簡単な挨拶だけでしたが、Catchpole さん以外のロータリアンもたくさん声をかけてくださり、こちらでの恵まれた環境にとても感銘を受けました。また 10 月 9 日には地区の歓迎会があり、イーストアングリア大学とケンブリッジ大学で学んでいる学生の紹介がありました。 これからまた少しずつ交流の機会も増やしていければと思っています。
地区の歓迎会にて。左が Catchpole さん、右がクラブのロータリアンの方です。