ロータリー奨学生 その後(山崎 智美)
2019年11月13日
2017-2018 年度グローバル補助金奨学生
山崎 智美
私の担当させていただいている南スーダン国内避難民支援事業は、勤め先のピースウィンズ・ジャパンとして最大規模の事業であることに加え、日本のNGOとして非常に重要な事業となります。新卒の私がなぜ抜擢されたのか、身の丈に合っていないと日々感じながらも、ヨーク大学で学ばせていただいたことをこんなにすぐに活用しできる環境で働く機会をいただけたことに感謝しています。
普段は隣国のウガンダの首都カンパラで勤務(遠隔オペレーション)していますが、月毎のペースで南スーダン出張があります。先日、10/28〜11/2の短い期間ではありましたが、南スーダンの首都ジュバに初めて出張してきました。
写真は、訪問したマハド国内避難民キャンプの様子です。2016年の戦争勃発以降、3年以上もこのようなビニールシートを覆っただけの家で暮らさざるをえない人々を目の当たりにし、心が痛みました。人道支援の業界でベテランの方々も、よく「南スーダンほど(生活環境が劣悪という意味で)酷い国はない」と言うくらい、これまでに遭遇したことのない状況です。
ジュバの事務所のスタッフと力をあわせ、少しでも人々の生活環境を改善できるよう、引き続きがんばりたいと思っています。