国際ロータリー第2720地区 熊本・大分

ロータリー財団奨学生中間報告 赤山紗也果(第7回)

2020年05月07日

グローバル補助金奨学生
赤山 紗也果

 

オンラインで始まった新学期

3月末から春学期が始まりました。とはいえ、COVID-19の影響で、全てオンラインでの授業です。キャンパスにも人がおらず、学校でクラスメイトに会うこともないので、寂しいですが、仕方ありません。授業はZoom meetingで行われることが多く、オンライン上でクラスメイトや先生と会っています。ほとんどがZoomで行われていますが、録画された動画を観る場合もあります。普段であれば、先生やクラスメイトと一緒にフィールドに出て勉強したり、直接指導を受けたりしていたであろうことも先生が撮影したビデオやメールでの指導に変わりました。色々と、もどかしく感じることもありますが、オンラインでの授業の多くが、動画としてアップロードされているので、見返すことができることがメリットだと感じています。今学期は特に、専門用語が多い授業があるので、何度も動画を再生しながら頑張っています。

ロータリー財団奨学生中間報告 赤山紗也果(第7回)

ロータリー財団奨学生中間報告 赤山紗也果(第7回)

Studioクラスのzoom meetingの様子。グループに分かれてmeetingをすることもあり、オンラインでの授業にもすっかり慣れてきました。Backgroundを変更するのがささやかな楽しみで、ジブリ好きな友達と一緒にジブリが配布している壁紙を使うこともあります。

 

Studio 授業の対象地

今学期のstudioの授業は、East Ridge Lineという自然空間が対象地です。これまでに、あまり自然の中にある公園のデザインはしたことがなかったので、また新たな経験をしている感覚です。現状では、私は対象地に行くまでの交通手段が自転車しかないので、少々大変ですが、これまでに3回ほど現地に足を運びました。COVID-19で世界中が大変な状況であるということを忘れてしまいそうなほど、静かで美しい自然が広がっている公園です。COVID-19によって不要不急の外出は控えることになっていますが、個人の運動や犬の散歩など、ソーシャルディスタンスを保っての外出は認められているため、このような公園で犬の散歩をしている人を見かけることもあります。

 

ロータリー財団奨学生中間報告 赤山紗也果(第7回)

ロータリー財団奨学生中間報告 赤山紗也果(第7回)

Studioの対象地にて。2枚目の写真はクラスメイトに撮ってもらいました。

 

Rotary Grants Meetingでのプレゼン

4月4日にはSpring Quarterly Grants Meetingに参加させて頂きました。5110地区のロータリアンの方々が集まる場所で、プレゼンをさせて頂きました。COVID-19の影響で、Webinar形式での開催でした。そのため、参加者は全員、声のみでの参加となり、地区のロータリアンの皆さんにお会いできなかったことは残念でしたが、自宅からあまり緊張せずにプレゼンすることができました。プレゼンでは、故郷大分のことや、渡米前の長崎大学での経歴、経験、さらにオレゴン大学での様子などをお話ししました。プレゼンの後には、興味を持って下さったロータリークラブ の方から連絡を頂くこともあり、5月にそのクラブを訪問することが決まりました。やはりオンラインでの訪問になってしまうのは残念ではありますが、ありがたい機会だと思って楽しみにしています。

世界中でCOVID-19が蔓延し、不安な日々が続いていますが、まずは自分が感染しないこと、拡散しないことに気をつけ、1日も早く平穏な日々が訪れることを祈っています。

 

ロータリー財団奨学生中間報告 赤山紗也果(第7回)

ロータリー財団奨学生中間報告 赤山紗也果(第7回)

自宅からのプレゼンの様子。

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